Saomix elements通信

化学に出てくる118の元素を、少女に擬人化してお届け!

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タリウムの危険/安全 

きのう、体内での元素のはたらきについて書いたら、タリウムで検索をして訪れた方が多くいました。ぼくもすこし興味があったので調べてみました。そしたら、タリウムは本来安全な使われ方をしていることがわかりました。心筋梗塞の検査です。

タリウムは、基本的に毒性が高いようです。それは、体内で本来カリウムがいるところに居座ってじゃまをするからです。カリウムは、体内では細胞の中に多く存在し、筋肉を動かしたり、神経で刺激を伝えるはたらきを持っています。こうしたカリウムのはたらきをじゃまされると、筋肉や神経のはたらきが障害されると思われます。

一方タリウムは、心筋梗塞の検査にも使われます。心筋梗塞とは、冠動脈という心臓の血管がつまって、心臓の筋肉が死んでしまう病気です。タリウムは、左心室の壁に集まり、死んだ心筋には集まらないという性質を持っています。「タリウム201」を使った塩化タリウムを静脈に注射し、心筋への集まり具合を調べます。タリウム201は放射線を出すので、その放射線を調べることで、心筋の生きている場所、死んでしまった場所がわかります。検査で使われるタリウムは、最小致死量の数十分の一で、体内には長くとどまらず出ていくので安全です。

参考文献
桜井 弘編「元素111の新知識」,講談社ブルーバックス
古瀬 信「系統看護学講座 (別巻7)臨床放射線医学」,医学書院

関連サイト
「タリウム(thallium)の毒性」(医薬品情報21)
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