Saomix elements通信

化学に出てくる118の元素を、少女に擬人化してお届け!

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「水は不均一」理化学研究所らの研究 

液体の水は密度が均一だと思っていたのですが、
どうやら「密度の低い部分が水玉模様状に存在」し、
密度のかたよりは「温度が低いほど顕著になる」ようです(Twitterで知りました)。

均一と考えられていた液体の水に不均一な微細構造を発見
http://www.riken.jp/r-world/research/results/2009/090811/


大きな視点で見ると均一なものがミクロでは不均一というのは
それなりに聞く話なのですが(無極性分子のファンデルワールス力とか)、
水分子団にもそうした性質があったとはおどろきです。

楽しみなのは、この研究成果がパズルのピースとして
他の現象の解明につながっていくかもしれない、という点です。
今後この成果がどのようにつながっていくのか、わくわくします。


リンク先より引用
"(水分子団の)構造は1~2ピコ秒で組み替わる水素結合によって常に変化しているが、この研究で用いた軟X線発光、X線ラマン散乱、X線小角散乱のような、水素結合の変化よりも速いフェムト秒以下の情報を観測できる方法を使うと、常にこのような構造の違いが検出されると考えられる。"

1ピコ秒は1兆分の1秒、1フェムト秒は1000兆分の1秒です。
電子状態の遷移はこんなに速いのですね…。
以前、たんぱく質の折りたたみ
(アミノ酸のネックレスが酵素や免疫に変身する,fold)、
が10マイクロ秒(10万分の1秒)単位で行われるのを知って
「速い!」と思っていたのですが、
電子たちはこれをはるかにしのぐスピードで脱帽です。


あと、この研究では水分子団にX線を当てて、
帰ってきたX線の状態から化学的性質を推測するという手法を使っています。
電磁波の吸収・発光から化学的状態を導く、というのはぼくも仕事でやっています
(正確には、やっているのはぼくが操作する機械なのですが(笑))。

個人的には、使用する電磁波がX線だとイケメンで、
ぼくが使っている紫外線~可視光線~赤外線だとなんだか地味だなあ、
という感じがします(笑)
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播磨で発見!水は均一ではなかった

Spring-8(播磨・佐用町)未曾有の水害を受けた佐用町。町の復旧にはまだ時間がかかりそうですが、同じ佐用町にあるSPring-8では、今月、水について大発見がありました。均一と考えられていた液体の水に不均一な微細構造を発見-透明な水に隠された謎を日米の放射光の観察で

372log@姫路

2009/08/25 01:32

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