Saomix elements通信

化学に出てくる118の元素を、少女に擬人化してお届け!

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首相曰く「原発新たに作る」らしい 

個人的には、
「原発作っても作らなくても、どっちもありじゃね?」


莫大な燃料費を投じて火力一本に絞るのか、
安全のリスクを引き受けた上で原発を使うのか。

出費も安全のリスクもどちらも取らない、
というのは無理な相談だということさえ分かっていれば、
どちらを取るかは「国民の好み」で決めることができます。
原発利用継続の立場から言えば、新規原発は既存のリプレースと考えることができます。

どちらの選択肢も取れて、しかも「最適解」という落としどころがないのですから迷って当然です。
先延ばしの得意な日本人らしく、ここはギリギリまで迷っていてもいいとさえ思っています。
どうせどっちに決めても、逆の意見の人たちに文句を言われるのですから。


ぼくは、決断の時は「2015年」だと思っています。
火力発電の燃料費によって、電力会社の中で潰れるところが出始める頃だからです。
さすがに電力会社を潰すわけにはいかないので
(年間数千億円の赤字を出す会社を買い取ろうというところもないでしょうし)、
税金を投入して火力発電を継続するか、原発を再稼動してバランスシートを改善するか。

日本が資本主義を採用している以上、このシーンで決断を先延ばしにするのは不可能なので、
この時点で「見切り発車」をせざるを得ません。


で。
目先の話はこれくらいにして。
個人的には、将来のエネルギー供給の方に関心があります。
25年後、50年後、ぼくたちはなにによってエネルギーをまかなっているか。
その将来像から逆算して今なにが必要なのか、ということです。
こちらに関しては、明るい話題があります。

再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の法案が去年8月に可決されました。
この「固定価格買い取り制度」(Feed-in Tariff, FIT)は、
欧州で「効果あり」と評価された実績ある制度です。

いわば政府によって利益が約束された形になるので、
手堅いビジネスとしてメガソーラーなどを建設する話も出ているようです。

再生可能エネルギーの成長を見守ることを主とし、
そのつなぎとして原発なり火力発電なり(火力は当分なくならないでしょうが)
を考えていくのがいいと思っています。


首相「原発新たに作る、福島と全く違うものを」(読売新聞 - 12月30日 20:53)
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テーマ: 政治・経済・時事問題

ジャンル: 政治・経済

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2011 世界まとめ 

2011年は激動の年でした。
2012年も激動の年になるでしょう。

リビアとエジプトでは独裁政権が倒れました。
南スーダンが独立しました。
コートジボワールの南北対立は、
アフリカにおける国家単位について考えさせられました。

ギリシャでは債務危機が起き、
イタリアではベルルスコーニ氏が首相を辞任しました。

北朝鮮ではキム・ジョンイル氏が死去しました。

これだけ世界で色々なことが起き、
経済やネットによって国同士がつながっているので、
日本とてその影響を受けざるを得ない、と言えます。

つまり、日本が「生まれ変わる」ことはできても、
「そのままでいる」というのは不可能である、ということです。

では、どう変わればよいのでしょうか。
かつては、
「高度経済成長の波に乗る」「アメリカに従う」
という手が使えましたが、
バブルが崩壊して20年経ち、世界が多極化し、これらの手が使えなくなりました。

指針がないなら自分で作るしかありません。
たとえば、
・日本の新しい基幹産業を決める
・日本のお家芸を今一度使う

【基幹作業】
液晶製品やクリーンエネルギーが海外で負けていることを念頭に、
このあたりをたたき台にすればいいのではないでしょうか。

新成長戦略 - 経済産業省
http://www.meti.go.jp/topic/data/growth_strategy/

【お家芸】
問. ○○○に言葉を入れなさい。
「日本文化とは、○○○の文化である」

答. 日本文化とは、『和』の文化である


違います。


【日本文化とは、パクリの文化である】
むかしむかし日本は、漢字や稲作、仏教などを輸入し
日本の自国文化を花開かせました。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、
日本は欧州各国を真似ることで
世界大戦における植民地化の回避というレアケースを達成しました
(占領はされましたが)。

教育や福祉は北欧から。
原子力政策は、原発廃止を決めたドイツや、原発存続予定のフランス。
アメリカとFTAを結んでもなお公的保険制度があるカナダ。
など、今でも他国に学ぶことはたくさんあると思います。


【おまけ】
現代は、個人の人生の行き先も自ら決める時代になりました(なってしまいました)。
生き方を決めないでいると、他の人が決めた生き方にゆるやかに引っぱられていきます。
(「ゆるやかに」がミソです)
社会を見渡してみると、力の強い方面からこんな声がひそやかに聞こえてくる気がします。

「金持ちの金づるになりなさい」
「人気者の引き立て役になりなさい」

金づる役や引き立て役がいいならかまわないのですが、
もしいやなら、ぼくは次のような生き方をゆるーく推奨しています。

・プライベートの時間を使って仕事の勉強をする
・モノやコンテンツを作り提供する側になる

いつかまた別の機会に書ければと思っています。

テーマ: 日本の未来

ジャンル: 政治・経済

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ドコモ「森の木琴」 

ドコモの「森の木琴」の映像を見ていたら、
木琴よりも後ろの森林に目が行ってしまいました。
(映像へのリンクは記事の最後にあります)


「森の木琴」が設置されたのは人工林、
スギやヒノキが主に生育している「木材の畑」です。
日本の面積約3780万haのうち森林面積は約2500万ha、
人工林はそのうち約1000万haです。

人工林は、木の養分を奪う下草を刈る「下草刈り」が行われているか、
木材の強度や見た目の価値を下げる枝を払う「枝打ち」が行われているか、
などが人工林を見る際のポイントです。

大きな木材を得るには畑の作物と同様、
間引き、すなわち「間伐」をする必要があります。
間伐された木は木材として利用できますが、
日本の森林の多くは斜面にあるため間伐材の運び出しにコストがかかり、
使い道がない場合は間伐ができない、
というケースもあります。
(ちなみに、森林が平地にあるヨーロッパでは、
林業専用の機械を導入して低コストの林業経営を実現しています。)

そこで、ドコモが携帯電話のボディとして間伐材を利用することで、
林業経営に貢献する、というのがアピールポイントのようです。
日本の林業は決して状況は良くなく、
ドコモの取り組みもどれだけの規模になるかわかりませんが、
少しでもプラスの影響を与えてくれれば、と願っています。


【おまけ】
林業経営に貢献する方法として、高価な買い物ではありますが
「地元産の木材で家を建てる」という方法があります。
木の育った気候と、家を建てる場所の気候が似ていれば似ているほど、
木材は割れや狂い、虫食いに強くなります。
お住まいをワンランク上の資産にし、特殊な化学処理もいりません。
機会がありましたら、よろしければご検討ください。


YouTube - 「森の木琴」


カンヌ国際広告祭:ドコモの「森の木琴」が金賞 - 毎日jp(毎日新聞)

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原発を「今」止めてはならない 

脱原発を実現し日本が安全で安心して暮らせる国になるには、
原発の電気が今必要だと考えます。


火力発電への切り替えによって、1家庭1月当たり約1000円増という試算結果が先週発表されました。
財団法人 日本エネルギー経済研究所
「原子力発電の再稼動の有無に関する2012年度までの電力需給分析」(PDF)

この分析報告の中で、発電コストのほかにもうひとつ指摘されていることがあります。
それは、このまま原発を止めれば来年の夏には電力が足りなくなるということです。
(これとは別に、電力不足は起こらないとする分析もあるようです)

電力が値上がり、あるいは足りないということになれば、
中小企業は採算が取れず倒産するところが出てきて、
大企業は生産拠点を海外に移転するところが出てくるでしょう。
つまり、このままいけば来年中に大規模な失業が発生すると予想されます。

ぼく自身は失業経験が、ぼくの父はリストラ経験があるのですが、
失業すると本人のみならず家族全員の人生計画がぶった切られます。
自分への自信が持てず将来への見通しがまったく立たない。
そんな家族が大量発生してしまうおそれがあるのです。


この事態を回避するには、「直近のコストが安価」で「大量」の電力を「今すぐ」供給する必要があります。
要するに、現在停止中の原発を今すぐ再稼動すべきだと、ぼくは主張します。

「はあ?危険な原発をまた動かせだと?ふざけんじゃねえぞ!」

併せてぼくは「脱原発」に向けて、3つの提案をしたいと思います。
・今後、フランスの原子力政策を追っていく
・「固定価格買い取り制度」の実現
・「産業構造ビジョン2010」の実施


・フランスの原子力政策を追っていく
原発への依存度は国によって違いますが、
今原発を止めると致命的な影響が出るという意味で
状況が似ていると考えられるのが、フランスです。
(フランスは原発への依存度が異様に高いので特殊ではありますが)

ぼくが調べた限りでは、フランスでは原発反対の機運が高まってはいるものの、
脱原発への具体的な政策はまだ出ていないようです。
フランスが今後どういう対応を取っていくのか、日本の参考になるのではないでしょうか。


・「固定価格買い取り制度」の実現
先日、菅総理が「固定価格買い取り制度」の法案提出を発表しました。
なんかこのタイミングですと「また思いつきなんじゃないの」と思いがちですが
調べてみたところ、ヨーロッパを中心に既に導入されている制度で、
効果のある制度と国際的な合意も取られているようです。
Wikipedia「固定価格買い取り制度」

経済産業省 IPCC第4次評価報告書(2007年) 概要和訳
第3作業部会で固定価格買い取り制度について触れられています。

留意点は、インセンティブ価格が高すぎると財政を圧迫し、
長期的な導入が停滞してしまう点です。
法案成立後はこの点に注意して見てみるといいかもしれません。


・「産業構造ビジョン2010」の実施
自動車産業のほかに、国際的に通用する新しい産業を育てよう―
という趣旨で、経済産業省が2010年6月に発表したビジョンです。

産業競争力部会 - 概要
~産業構造ビジョン 日本は、何で稼ぎ、雇用していくのか~


この中で、再生可能エネルギーに関連する
「インフラ関連」と「環境・エネルギー課題解決産業」が産業の候補として挙げられています。
再生可能エネルギーの導入を進めるにあたって、
新しく作戦を作るよりも、既にできている作戦を使ったほうが早く確実だと思います。

再生可能エネルギー産業は、脱原発の流れを受けて国内・国外問わず潜在的な需要があります。
力強い電力の供給によって、代替エネルギーの生産を加速することができると考えています。
反対に言えば、今の状態のままでは再生可能エネルギーの生産企業も、電力も心もとない状態であり、
再生可能エネルギーの導入に遅れが出るのではないでしょうか。
逆説的ですが、追い風に乗るには原発の電気が今必要なのです。


これらの提案は地味で、特効薬ではありませんが
(そもそも特効薬など存在しませんが)
着実に歩みを進めることで、
最終的には原発を「卒業」することができると、信じています。

長文お読みいただき、ありがとうございました。

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エネルギーをどうする 

菅首相:G8演説で「原発継続」表明へ - 毎日jp(毎日新聞)


潜在的なリスクが高く
コストも実はそんなに安くないらしいと不評の原発ですが、
原発にはメリットがふたつあるとぼくは考えています。


ひとつは、発電機構でCO2を出さないことです。
震災ですっかり忘れられてしまいましたが、
日本は京都議定書の批准国であり、
ぼくたちは今でもチームマイナス6%の一員です。

温暖化が進むと、耕地面積が世界的に縮小し食料価格が高騰、
台風の大型化による災害規模の悪化、疫病の蔓延などが予想され、
それは避けたいところです。
化石燃料もいつまであるかわかりませんし。


ふたつめは、プルサーマルの利用によって
エネルギーの国内自給率が上がることです。

プルサーマルとは、
従来型の軽水炉で発生したプルトニウムを利用する方式のことで、
日本では2009年より稼動が始まっています。

使用済み核燃料を原料とするので、原料を海外から輸入する必要がありません。
既存の電子機器に大量のレアメタルが眠っている
「都市鉱山」に似ていると個人的には感じます。

資源を海外に依存していると供給先の国がドヤ顔をするので、
国際情勢の変動というリスクを避ける意味で自前供給は期待が持てます。

ただ、プルサーマル方式は、
コストが高い、核廃棄物が増える、事故のリスクが従来型より高い、
ということも付け加えておきます。


再生可能エネルギーを開発の主力として常に位置づけ、
従来型の原発を順次縮小するとともにプルサーマルに移行、
プルサーマルの燃料または炉が寿命になる頃に
再生可能エネルギーが主力に…
というのが個人的に理想のシナリオです。

人柄や汚職の有無ではなくて、
こうしたことを確実に実行してくれる政治家をぼくは希望していますし、
世論も未来のエネルギーに関心を持ってくれるのがぼくの願いです。

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